いつもの紅茶をより美味しく

紅茶を淹れる時間は、何だか贅沢な気分にさせてくれます。
そんな特別な時間を、より快適にするべく
美味しく淹れられるコツを紅茶専門店で聞いてきました。

紅茶には、世界三大茶葉と言われている「ダージリン」「ウバ」「キームン」がありますが
比較的手に入りやすい「ダージリン」で、早速試してみたいと思います。

必要な道具

ティーポット、ティーカップ、ティーストレーナー、ケトル、茶葉（ダージリン）。
茶葉はブリキ缶に入れて、湿気から守ります。

今回は、2人分の紅茶を淹れてみます。

お湯を沸かす

ケトルに、約400cc(1杯につき150cc〜200ccが目安）の汲みたての水を
10円玉くらいの泡がボコボコしてくるまで沸騰させます。
ティーポットとティーカップに沸騰させたお湯を注ぎ、温めておきます。

茶葉を入れる

温めたティーポットに、杯数分の茶葉を入れます。
茶葉は一人あたり約2.5g（スプーン1杯）が目安です。
茶さじですと、すくう部分半分に山盛り1杯が約2.5gでしたので、2杯入れます。

お湯を注ぐ

沸騰したてのお湯を勢いよく注ぎ、すぐに蓋をして蒸らします。
お湯は90〜95度が適温ですが、注いだ時点でお湯が冷めるので
ケトルは出来るだけ火元から離さず、ティーポットをケトルに近づけて注ぎます。

そうすると、ジャンピングと言って、中の茶葉がポットの中で泳ぎ、茶葉がゆっくりと開いてくれるのだそう。
細かい茶葉は2分、大きい茶葉は3分程蒸らします。

ワンポイント

最後にスプーンで茶葉をひとかきしたら出来上がり！

最後まで

最後の1滴までしっかり抽出すると、より美味しくなるそう。

今回は、ティーポットに付属しているストレーナーを外して使ってみました。
簡単に淹れたい方は、ストレーナーに同じ手順で茶葉を入れ、お湯を注ぎ
最後にスプーンでひとかきしても、美味しく頂けるようですよ。


忙しい日常でも、ちょっと立ち止まって、ゆったりとしたお茶時間を過ごしてみると、スッと心が軽くなる気がします。
ぜひ、試してみてくださいね。