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明治時代から受け継ぐ「無垢」の真鍮
富山・高岡にて1897年(明治30年)創業の真鍮の鋳物メーカー『二上』 小さな製品には日本の美意識でもある侘び寂びや落ち着いた佇まいを感じることができます。 多様化する文化の中でふと日本らしさを感じる存在感。 真鍮は「金」の代わりとして使用されたりと、縁起のいい素材。 江戸時代の通貨「寛永通宝」にも真鍮が使われていたこともあるそう。 贈り物としてもおすすめです。
緑青(ろくしょう)について 無垢の真鍮を使用しているため、緑青(緑色の錆)が発生する場合があります。 緑青は無害・無毒ですが、見た目が気になる場合は酢(家庭用)に、同量の塩を混ぜた液を布につけて、緑青が発生している部分に直接こすりつけて磨き落としてください。 その後は食器用洗剤で洗い、すすいだ後は、水気を拭き取って下さい。 変化していく様を楽しみながらお使いください。
鋳肌(いはだ)について 鋳造後、型から取り出したままの鋳物の表面(鋳肌)の状態をできるだけ損なわないように表情として表現したものです。 真鍮独特の持ち味や特性、風合い、鋳込んだ時におこる金属と砂型の化学反応などもそのまま活かしています。 また色止めやクリアなどによる酸化防止はおこなっていないので、 経年変化によって使うほどに風合いが深まり熟成され生活になじんできます。 製品一つ一つ、風合いや表情が異なります。