おとなと一緒、が嬉しい
子ども用家具シリーズ
全国のマルニ60パートナーショップからアイデアを募る「MARUNI60 PROJECT(マルニロクマル プロジェクト)」。
日々商品に触れ、お客さまの声を聞いている販売店だからこそのアイディアが各店舗から出され、商品やサービスの見直し、開発へと役立てられてきました。
第3弾となる今作は、「子供用の家具シリーズ」。当社スタッフのアイディアが採用された製品です。
たくさんの支持をいただき、マルニ60のアイコンでもある「フレームチェア 1シーター」のミニサイズと、セットで使える「ラウンドテーブル」のミニサイズが商品としてお届けできることになりました。
「大人と子供が一緒に楽しく使える」というキーワードでスタートした製品作り。
大人の真似をしたがる3歳ぐらいのお子様を想定し、マルニ木工開発部の方々と打ち合わせ・試作を重ねて現在の仕様となりました。
実際に保育施設へお伺いさせていただいたり、当店実店舗でも小さなお子様にモニタリングをさせていただき、検証を重ねて完成した製品です。
こだわりの安全設計
マルニ60オリジナルのサイズから約60%ミニマム化。
ただ小さくするだけではなく、検証の上自由帳などを広げても手狭にならないよう天板サイズを調整したり、天板裏に脚が当たらないよう高さを調整したりと、さまざまな微調整を行っています。
お子様が使うものですから、予想外の動作でテーブルが転倒してしまわないよう、試験の上脚先を広げ安定性を高めるなど、安全性も考慮して微調整がなされています。
こうしてオリジナルの美しさや印象を保ったまま小さくするのは、簡単なことではなかったそう。
それでも一切の妥協をせず、見た目も安全性も追求した仕様を実現。
さらに手にとっていただきやすい価格となるよう、粘り強く検証を重ねて製品化となりました。
マルニ60のラウンドテーブルの天板木目方向は通常、座った人に対して垂直にならないように作られていますが、ミニでは木目の流れを45度回転。
お子様が使う場合は複数で座る可能性が低いため、座った時に木目が平行になるような(対角側は直線となるような)向きに変更されています。
テーブルにはフレームチェア同様無垢材が用いられているため、お子様の成長とともに家具にも時間が刻まれ、味わい深く育っていくことでしょう。
この家具を見れば、小さかったあの姿がいつでも思い出せる・・。この先の未来に、そんなふうに想いを馳せていただける、そんな家具が誕生しました。
マルニ木工は1928年創業、まもなく創立100年を迎える日本でも有数の老舗家具メーカー。
培ってきた知識や経験があり、修理技術にも優れています。
技術があるからこそ、アフターサービスも安心です。
木材について
(画像はラウンドテーブル100になります)
フレームにはオーク材が使用されています。
オークならではの力強い木目や木の温かみが感じられ、無垢集成材を使用しているため、月日と共に増していく風合いの変化をお楽しみいただける製品です。
使用している木材は、環境等に配慮し、持続可能な森林活用・保全のため適切に管理され認証を受けたものです。
マルニ木工では節や色ムラ、虫穴といった不揃いな表情も木が生きてきた証として、これらの特性を活かした物づくりを行なっています。
その木目や色合いは個々に異なります。
限りある資源を大切に使用するため、木目や色合い等の指定や、これらを理由にした返品・交換はお受けしておりません。
同じものが存在しないひとつだけの個性を、かけがえのない出会いとしてご愛用ください。