日本から世界の定番を
世界の定番を作る。そんな想いを込めて作られた「HIROSHIMA」
深澤氏が何度も工場を訪れ、2008年に完成しました。
この「HIROSHIMA」を第1号に2008年マルニコレクション が始動。
高い技術が求められるHIROSHIMAは深澤氏が後にマルニ木工だから完成できた「生涯の名作」と称した1脚。
驚くべきはその座り心地。板座(木の座面)とは思えないフィット感。
少し体制を崩してゆったりと寛いでもストレスを感じない滑らかな背あたり。
数多くの椅子に座って来ましたが、トップクラスの座り心地です。
今では世界中に輸出され、あのiphoneで有名なapple社の新社屋「アップル・パーク」には、数千脚ものHIROSHIMAが。また、空港のラウンジやアメリカ大統領選のTV討論会の会場となった場所などに使われています。
国内でもテレビCMやドラマ、テレビ番組などで見る日が増えてきました。
世界の定番と言っても過言では無い新しい日本の名作です。
日本住宅にも相性の良いインテリア性
見た目は限りなくシンプル。
そんな中に凛とした美しさを感じます。
ソファに座って背もたれを眺めると直線的な美しさを。
横から眺めても洗練された落ち着いた美しさを感じます。
手を置けばフィットする優しい曲線。
背当たりが心地よく、つい長居してしまいそうな背もたれ。
一度座ってみて欲しい。と勧めたくなる魅力があります。
一生使える家具。そう言われるとピンと来ませんが、日常に溶け込むような優しく洗練されたデザインと座りやすさを兼ね備えたHIROSHIMAはこれから先の長い時間を一緒に過ごしてくのではないか。と思わせてくれる一脚です。
職人泣かせの曲線美
HIROSHIMAは平面が無いデザイン。
繊細なカーブが多い為、手作業で精度の高い成形を求められる職人泣かせのデザインは職人に「最初は作るのが嫌だった」と言わせるほど。
当初は月に40台程しか製造できない非常に難しく手間のかかるデザインを高度なプログラミングと熟練の職人技により10年かけて徐々に作業時間を短縮することに成功。
熟練度が向上するにつれ、職人たちもさっと手でなでるだけで設計図通りか確認できるようになったそうです。
この難しいデザインに立ち向かい作られたHIROSHIMAは熟練のノウハウと新しいことへのチャレンジの結晶とも言えるでしょう。
シンプルに見えますが、こだわりがギュッと詰まったHIROSHIMAには世界で選ばれる理由があります。
作り手とデザイナー
製造:マルニ木工 世界でも有数の老舗家具メーカー
1928年に「日本の住宅文化を高めたい」という志のもと創業。
2018年5月22日に90周年を迎える。
創業以来「工芸の工業化」をモットーに、自社開発した木工機械でクラシック家具の量産に成功するなど技術力を背景に様々な業界初を生み出し、工芸的な美しさのある家具を手の届く価格でお届けするために、職人の手仕事と機械加工のバランスを追及し、木工家具をつくり続ける。
天然木を使用した素材感と特徴
■オーク材の特徴
ドングリがなる木として親しまれているオークは、温かみのある独特の風合いを持ち、古くから家具材としても好まれてきました。
木材の切り出し方によって、力強いものや穏やかな木目など個性豊かな表情が現れます。
虎斑(とらふ)と呼ばれる虎の縞模様のような銀色の木目がでることも特徴の一つです。
オーク材は濃淡の違いが出やすい木材となるため、色の濃いもの、薄いものが分かれる場合がございます。
■塗装について
ナチュラルクリア(C-0)は、艶をおさえた無色透明の塗装です。
透明の塗料を木に染み込ませるとわずかに色が変化し、ナチュラルホワイト(NL-0)と比べると少し濃い色に仕上がります。
塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
天然木を余すことなく使用されるHIROSHIMAは木を最大限に楽しめます。
色や模様も様々。2つとして無い個性を十分にお楽しみください。
木目のプレーンなものや、強く存在感のあるもの。
お好みはあると思いますが、1つ1つが木製品ならではの良さと捉えております。
どうぞ、木目の指定ができない点は予めご了承ください。
傷防止フェルトが付属します
キナルでは、傷防止のためフェルトを付属しております。
商品と同梱させて頂きますので、すぐにお使いいただけます。
お好みでお使いください。
木材による印象の違い
画像上部
左からビーチ、オークナチュラルホワイト、オークナチュラルクリア
画像下部
上から時計回りにオークナチュラルホワイト、オークナチュラルクリア、ビーチ